【意外な効果!】筋トレを継続することによる効果まとめ

筋トレをすると筋力が向上したり、筋肉量が増えたりするのは周知のとおりです。しかし、筋トレの効果は筋肉だけでなく、様々な身体面・精神面・生活面のメリットについて解説していきます。

筋力をつけることで重たい物を持ち上げる、歩くのが速くなる、階段の昇り降りが楽になるなどの様々な良い効果が期待出来ます。

また、スポーツなどではジャンプ力の向上、俊敏性の向上、持久力の向上などパフォーマンス向上効果が見込めます。

筋トレにより筋肉量が増えることで日常生活の基礎代謝が増えることで太りにくい身体を作ることが出来ます。太りにくい身体を作りたい・身体を引き締めたいという方にとっては筋トレは欠かせない運動です。

筋肉1㎏増加に伴い一日で13kcalの消費カロリー増加が見込めるため、5㎏筋肉を増加させると65kcalの消費カロリーが増えます。筋肉量を5㎏増加させると一カ月で約2000kcalの消費カロリー増加が期待出来ます。

筋トレにより身体に負荷を加える行為は、筋肉だけでなく骨や関節にも負荷がかかります。骨は負荷をかけるられると適応し骨の形状と内部構造を変化させます。これをウォルフの法則といいます。筋トレにより骨に負荷をかけることは骨密度の維持に貢献することが分かっています。

また、筋トレなどにより適切に関節へ負荷をかけることで関節の安定性が高まることが分かっているようです。

一般的に筋トレを継続することで血糖コントロールや血圧改善、脂質の改善などの効果が期待出来ると言われています。

筋肉は血糖の取り込みを助けるため、筋肉量の増加は血糖コントロール改善に繋がると言われています。また、筋肉量増加による基礎代謝の向上は脂質のコントロールにも繋がると言われています。

筋トレを行うことで「エンドルフィン」という幸福感をもたらすホルモンの分泌が促されます。また、精神の安定に作用する「セロトニン」や集中力を高める「ドーパミン」などのホルモン分泌が促されることも分かっているようです。

精神的に落ち込んでいる時に筋トレをすることで、精神面の安定やストレス軽減が見込めるためおススメです。

筋トレをすると脳内ホルモンのテストステロン・セロトニン・ドーパミン・エンドルフィンが分泌促進され、これらの脳内ホルモンは自己肯定感を向上させると言われています。

また、筋トレを継続することによる体型が引き締まってくると、見た目の変化を感じ自己肯定感を高めてくれます。

さらに筋トレで設定した目標を達成したり、記録を更新するといった成功体験の積み重ねも自信がつくことに繋がります。

筋トレにより筋力がついてくると日常生活の負担が軽減します。

階段を昇る時に足の最大筋力の80%の力を使って昇る人と最大筋力の30%を使って昇る人では疲労度は異なります。

筋力をつけるということは日常生活のあらゆる動作の負担が減り、余裕が生まれます。その結果として疲れにくくなることが期待出来ます。

筋トレにより筋力向上・バランス能力向上・関節の安定性向上は転倒やスポーツによるケガの予防に繋がります。

特にアスリートを対象とした下半身の筋トレとケガの研究では、筋トレをした人はケガのリスクが約半分になったという報告もあります。

学生・社会人問わず、スポーツをしている人はケガの予防に下半身の筋トレを取り入れてもよいかもしれません。

筋力を維持することは自立した生活を続けることに繋がります。筋力が低下すると転倒のリスクや日常生活の負担増加などにより健康的に過ごすことが出来る期間が減ってしまいます。

出来る限り最後まで自立した日常生活を過ごすことが出来るように筋トレを継続することをおススメします。