筋トレは心身に様々な良い影響を与えてくれることは周知ですが、実際に筋トレを始めてみても「なかなか続かない…」という感じる人は多いものです。
筋トレを継続することが出来ない人は「根性が無いのでしょうか?」・「怠け者なのでしょうか?」いいえ、そうではありません。多くの方は継続することが出来る筋トレのメニューの組み方を知らないだけです。
実は、筋トレの効果を実感するために大切なのは「継続出来るメニュー」を組むことです。”全身をバランスよく鍛えること”・”無理なく続けられる種目を選ぶこと”・”自分のライフスタイルに合った頻度を見つけること”がポイントになります。
この記事では、筋トレを習慣にするためのメニュー作りの考え方を解説していきます。
全身の鍛える

筋肉は鍛えた部位だけが成長する
筋トレは鍛えた筋肉を成長させる効果が期待出来ますが、鍛えていない筋肉に変化はありません。そのため、筋トレは出来るだけ、全身をまんべんなく鍛えることが望ましいと言われています。
肩・腕・背中・腹筋・お尻・足など、偏りなく全身の筋肉に刺激を入れることでバランスの良い身体を作ることが出来ます。
筋トレには回復も必要

全身を鍛えることが望ましい理由として、筋肉の成長には筋トレと同等以上に休憩も必要であるということです。
筋トレは一般的に週2~3回が目安とされていることが多いですが、これは筋肉の”超回復”の理論が根本にあり、筋トレをした筋肉は48~72時間の休憩を設けることで強くなるという理論です。
筋トレを毎日行いたいと思っても、腕の筋トレを毎日行うことは筋肉を成長させることは難しいということです。
なので筋トレを継続するには全身を鍛えることが望ましいということです。
日常生活で筋トレの効果を発揮
全身を鍛えることで日常生活において筋肉の力を発揮しやすくなります。
日常生活では筋肉は一か所のみを使うことは珍しく、ほとんどの場合全身の筋肉をバランス良く使用します。
【例】
重たい荷物を持つ時は腕の力に意識がいってしまいます。
しかし、重たい物を持つ時は腕だけに力を入れているわけではありません。
腕の力を発揮するには肩が固定されていなければいけません。
肩の力を発揮するには体幹である腹筋や背中の筋肉が必要です。
また、下半身がしっかりしていなければ体幹がブレてしまい力を発揮出来ません。
このように日常生活のあらゆる場面では肩・背中・腹筋・足などの筋肉をバランス良く使用します。
そのため、全身の筋肉をバランス良く鍛えることは日常生活において力が要求される時に効果を発揮しやすくなります。
継続出来るメニューにすること

腕を鍛える筋トレは1つではなく、様々な種類があります。肩・背中・腹筋・お尻・足も同様です。
実は筋トレにはメニューによって好みというものがあります。個々の部位を鍛える時は、比較的自分好みのメニューで取り組むことで継続しやすくなります。
例えば、私は胸を鍛えるメニューの代表である腕立て伏せが嫌いです。出来ればやりたくありません。笑
腕立て伏せが嫌いなので、私は胸を鍛える筋トレの種目は無理に腕立てをするのではなく別のメニューで行っています。
最近では筋トレに関する書籍やSNSなどで情報がいっぱいありので、ぜひ勉強してみて、自身に合った筋トレメニューを組むことが継続出来るコツです。
継続出来る頻度にすること
全身法・分割法
筋肉の超回復の理論から、全身を鍛える筋トレの頻度の考え方として大きく分けて2通りあります。
全身法:2~3日毎に全身の筋トレを1日で行う
分割法:筋トレを行う部位を肩・腕・背中・腹筋・お尻・足などに分けて、曜日ごとに鍛える部位を変える
例ー月曜日:腕
火曜日:足
水曜日:肩
木曜日:お尻
金曜日:背中
土曜日:腹筋
全身法・分割法のどちらが良いのかは、その人のライフスタイルによって分かれると思います。自身に合った方法で筋トレを行うことで継続のポイントです。
週1回からでもOK、まずは無理なく継続出来る頻度で
”幼い頃からスポーツに励んていた人”と”社会人になるまでスポーツをしてこなかった人”では筋トレに対するハードルは異なると思います。
筋トレに対するハードルは人それぞれなので、無理なく継続出来る頻度が週1回だという人は、まずは週1回で始めてみて下さい。無理な頻度で筋トレを行う目標・プランを立ててしまうと、一度達成出来なかったことをきっかけに筋トレそのものを止めてしまう可能性もあります。
いきなり全開で筋トレを高頻度で行うのではなく、余裕のある範囲で始めること・行うことが継続のポイントです。
 T療法士のヘルスケアクリニック!!
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