昼寝は、脳と身体をリフレッシュさせるシンプルな方法です。適切に取り入れることで、集中力や作業効率の向上、ストレス軽減、疲労回復など、多くのメリットがあります。
しかし、昼寝の時間や環境を間違えると逆効果になることも…
ここからは昼寝を効果的にする”コツ”と”注意点”について具体的に解説していきます。
昼寝を効果的にするコツ1:快適な姿勢をとる

昼寝の効果を高めるには、身体をリラックスできる姿勢が大切です。
横になることが出来るのであればベッドやソファ、オフィスでは椅子に深く腰掛けて首や腰をサポートすることで快適な姿勢を作ることが出来ます。
昼寝は短時間で行うことが大切なので、短時間でも深く休むことが出来るように快適な姿勢を心がけましょう。
昼寝を効果的にするコツ2:光を遮断する

昼間の明るい光は眠りを浅くしてしまいます。
カーテンを閉めたりするなど、出来るだけ暗い環境を作ることがオススメです。
しかし、職場環境によってカーテンなどが難しい場合は、目に光が入らないようにアイマスクを使ってみるといいかもしれません。
昼寝を効果的にするコツ3:ヒーリングミュージックをかける or 耳栓をする

ヒーリングミュージックを聞くことで、眠りやすい人がいます。私個人も様々な自然音を試してきましたが、焚火の音を聞くと入眠しやすくなります。合うヒーリングミュージックは人によって異なる為、自分がリラックス出来る音を探してみましょう。
人によってはヒーリングミュージックそのものが合わない人もいるかもしれません。そういった方は耳栓を使用し音が入らないようにすることで昼寝を効果的にすることが出来ると思われます。しかし、アラームをかける場合、耳栓を使用していると音が聞こえにくいため寝過ごすことがないように、振動式のアラームにするなどの工夫が望ましいと思われます。
昼寝を効果的にするコツ4:昼寝前にカフェインをとる

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは飲んでから効き始めるまで20~30分ほどかかります。昼寝前に飲んでおくと、目覚める頃にちょっと覚醒効果が現れ、すっきり起きやすくなることが期待出来ます。
このカフェインによる効果を期待した方法を「カフェインナップ」というそうです。
昼寝を効果的にするコツ5:アラームをかける

昼寝は15~20分が最適な時間であると言われています。アラームをセットしておけば、最適な時間で昼寝をすることができ、寝過ごすことを防止出来ます。
スマフォのアラームやタイマーを活用しましょう。
昼寝の注意点
夕方以降は避ける
遅い時間の昼寝は夜の睡眠に悪影響を与える可能性があると言われています。
昼寝をする時間の目安として、昼寝は12~3時の間にし、午後の3時以降は控えることがオススメされています。
30分以上は寝ない
昼寝の時間が長くなると睡眠が深くなり、起きた時に強い眠気(睡眠慣性)が残ってしまいます。そのため、昼寝は15~20分程度にし30分以上は控えるようにして下さい。
寝ぼけている状態から、脳が元の状態に戻るまで時間がかかってしまう可能性があるため注意が必要です。
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